電力コラムCOLUMN

電気自動車について
follow us in feedly ネオコーポレーション 電力コラムのRSSフィード

電気自動車とは、電気をエネルギー源とし、電動機を動力源として走行する自動車のことです。エネルギー効率が高く、エネルギー費用が大幅に抑えられることはもちろん、公害を減らせることが特長です。例えば、アイドリングが存在しないので、車両の一時停止時も無駄なエネルギー消費がありません。加えて、ガソリンや軽油、LPGがなく、走行時の二酸化炭素やNOxの排出もありません。排気ガスを放出せずに公道を走ることが出来る魅力的なこの電気自動車ですが、デメリットもあります。例えば、現在の二次電池は化石燃料に比べてエネルギーが小さいため、走行距離が従来よりも短くなってしまいます。また、給油に比べると、充電するにも時間が長くかかってしまいます。そして最も大きな問題が、この電気自動車が圧倒的に普及した場合、電力は足りるのかということです。

消費者全員が電気自動車を使用したとすると、電力設備には大きな影響が及ぶことになります。電気自動車が電力網に影響を及ぼすのは、道路を走る車の約15%が電気自動車になってからだと言われています。そしてそれは2035年以降であるとも言われていますので、2035年までに電力会社は計画を立て、あらゆるシチュエーションに対する対策を考える必要があります。電力需要の急増へ対応するためには、より多くの電力を送電できる電線を増やすことが必要になるため、必然的に費用がかかります。しかしその一方で、電気自動車の普及に伴い、再生可能エネルギーの利用を進めることができるのではないかと期待されています。太陽光発電が従来の発電所に対する電力需要を、ある程度肩代わりできる可能性があるのです。

大きな問題に直面し、今後の普及が心配されている電気自動車ですが、実際にメリットも多いことは事実です。今後の発展に期待したいです。