第50回 北海道地震による停電から復旧、ブラックアウトのメカニズムとは
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2018年9月6日 3時7分59.3秒に発生した「北海道胆振東部地震」。この、北海道胆振地方中東部を震源として、最大震度7を観測した地震で、道内ほぼ全域の電力供給が停止するという「ブラックアウト」が起きた。「ブラックアウト」というのは「大規模停電」のことを指す。今回ほどの規模が大きい停電、「ブラックアウト」は日本で初めてのことだという。
※9月7日から始まった配電設備の復旧作業、全国から集まった全国の部隊による応援など、深刻な被害の中で、多くの作業員の皆様による復旧活動により、2018年10月5日現在、北海道全域が停電から復帰している。

2018年9月6日 3時7分59.3秒に地震が発生。この大規模地震により、「苫東厚真発電所」が被災し、停止した。北海道内のおよそ半分ほどの電力供給をこの「苫東厚真発電所」が担っている。そのため、北海道全体が停電し、「ブラックアウト」が起きてしまった。これが本州の電力会社の停止であれば、一部の発電所が停止しても今回のようなブラックアウトは起こらなかっただろう。電力網も整備されている。北海道電力は本州(東北電力)と電力の融通が可能ではあるが、長距離の交流送電ではロスも大きいため、今回のような災害時に対しては連系線があまりに細いという問題が露呈した。日本は地震大国とも言われており、世界的にも地震が多い国である。現在のような電力供給の一点集中型は大きなリスクを伴うことになる。
また、電力需要と電力供給のバランスが崩れてしまってもブラックアウトは起こる。今回のブラックアウトでの被害を受けて、改めて見えてきた多くの問題に今後どのように取り組み、改善していくのか。ひとりひとりが他人事だと思わず、日本全体が一丸となって考えていくことが重要である。


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