電力コラムCOLUMN

ネオコーポレーションが語る、振動発電(発電床)とは!?
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みなさんは電気の発電方法をどのくらい知っていますか?

割と一般的な発電方法として、燃料を燃やして発生する蒸気を利用して発電する「火力発電」。
核分裂時による熱を利用して蒸気を発生させ、その蒸気で発電する「原子力発電」。
有機ゴミを燃やして発生する蒸気やガスを利用して発電する「バイオマス発電」。
水を高いところから低いところに落とし、水の流れでタービンを回して発電する「水力発電」。
地下の熱エネルギーによって発生する蒸気を利用して発電する「地熱発電」。
太陽の光エネルギーを、太陽電池を通して電気エネルギーに変換する「太陽光発電」。
風の力で風力発電機を回し発電する「風力発電」など、色んな発電方法があります。
この電力コラムでも、色々とご紹介してきました。

今回は「振動発電」という、普段あまり耳にしない発電方法についてお話ししていきたいと思います!

振動発電の仕組みとは?

振動発電の仕組みは簡単です。人や物、車などの物体が移動する際に床に与える振動を利用して発電する方法です。
主に「発電床」という装置を使用し、「振動発電」とも呼ばれています。
これだけですとイメージしにくいと思いますので、具体例を交えてお話ししましょう。

具体例1

人が多く集まる駅の改札付近に専用の器具を取り付け、駅の利用者が改札を通過する際に、床に与える振動を電気エネルギーに変換します。
東京駅では実際に何年も前に、設置・発電実験が行われています。

具体例2

高速道路を利用する車の振動を電気エネルギーに変換します。
また、その際に発電された電気は高速道路の街灯などに利用されるそうです。

具体例3

スポーツ観戦のサポーター席の床に器具を設置して、振動を電気エネルギーに変換します。
スポーツ観戦などの際は試合が白熱してサポーター側の応援も白熱して席に座ってる人はいませんよね?それを利用するのです。
実際に、ヴィッセル神戸のスタジアムには「発電床システム」が導入されています。
スポーツ観戦以外にも、コンサート・ライブ会場などに設置すれば盛り上がりを利用して発電できるのではないでしょうか。

振動発電のメリット

振動発電のメリットは、原子力発電のような災害時のリスクがないことです。

振動発電の今後

振動発電が普及しない理由として「得られる電気が非常に少ない」という点が挙げられます。
しかし、先日「振動で電力を生む新素材が開発された」という発表がありました。
これまでの何十倍もの電気の出力が可能になるとのこと。今後の活躍が大いに期待されます。